2024/01/10 12:28


節分といえば豆まきに恵方巻き。節分は日本の伝統文化のひとつであり、1年の邪気を払う大事な行事です。近年は『鬼滅の刃』の流行で鬼に注目が集まり、節分も以前より盛り上がりを見せていますが、豆まきをしっかりするという家庭は減ったのではないでしょうか。

しかし、節分は私たちの生活と古くから結びついた習わしのひとつです。節分の大切さや、それぞれのアイテムの意味を知ると、「今年は豆まきしようかな」と興味がわくかもしれません。

今回はそんな節分にぴったりな既製品パッケージをご紹介します。「オリジナルで作るほどでもないけど、しっかりと季節商品を打ち出していきたい」というニーズにお応えし、節分のアイテムを取り揃えていますので、ぜひご検討くださいね!

節分の始まり


節分は中国から伝わり、奈良時代に始まったと言われています。現在は2月3日頃にある節分ですが、江戸時代までは各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日を指していたようです。

「季節の変わり目は邪気が入りやすい」と考えられていたことから、柊と鰯を玄関などの入り口に飾り、邪気の象徴である鬼が中に侵入するのを防いでいたとされています。尖ったもの、香りの強いものは鬼を追い払う厄除けの効果があるとして、これらが使われていたようです。

桝を使って豆まきしよう!

節分に豆をまく理由は、ご存知の通り鬼退治です。諸説ありますが、鬼が人を食べることに困った人間が、神様に助けを求めた結果、鬼に豆を与えて人を食べるのを防いだことが始まりだそうです。

そんな豆まきに欠かせないものといえば「枡(ます)」です。お正月などのめでたい席で目にすることが多いですが、元々は米などの穀物やお酒などを計るものとして古くから使用されている大切な道具です。

「ます」という読み方が「増す」、「益す」といった語呂に通じて「幸福が増す」、「益々めでたい」と晴れの日や厄除けに使用されるようになりました。現在では昔ほど枡に触れる機会も少ないので、節分の豆まきで使用して、縁起を担いでみるのもいいかもしれませんね。

簡単! 紙マスのパッケージで節分を盛り上げよう

節分の由来や、習わしを知ると、「枡を使ってみようかな」と思う人もいらっしゃるでしょう。しかし、本物の枡を使うとパッケージとしてのコストが上がってしまうため、使いたくても使えない、というお声をいただくことがありました。

そんな時は枡の代わりに、紙でできた枡を使用してはいかがでしょうか。オリジナルパッケージ.comでは、2サイズの枡を用意しています。1号サイズでは、枡を再現した木目模様と、縁起物のイラストを入れています。

四面で異なる柄が印刷されています。


1号サイズの枡は8.5cm四方で、小袋の飴やあられなどの小さなお菓子を入れるのにおすすめです。いつものお菓子をこの枡に詰めるだけで節分仕様に早変わりします! 紙でできているため軽く、パッケージとして使い終わった後、小さなお子様でも豆まきをしやすいのもポイントです。

さらに2号サイズの枡もご用意。こちらは少しカラフルな装飾が施されており、これひとつで華やかさも演出できます。10.5cm四方で、豆まき用の枡として使用するにも十分な大きさです。

四面で異なる柄が印刷されています。


どちらもしっかりと枡を再現した作りになっていて、枠や底に厚みがあるため、内容物もボリュームアップして見えます。
枡の商品は組み立てて納品することも、組み立て前の展開された状態で納品することも可能です。気になる方はお気軽にお問い合わせくださいね。

節分用の紙マスパッケージはこちら

シールや帯紙でパッケージをアレンジする

近年の豆まきは衛生面から落花生にしたり、小分け包装された豆を使用することも多くなりました。小分け用のパッケージを変えることもいいですが、シールを貼ったり、外袋に帯紙をつけたりするだけでも印象を変えることができます。

福を招く、おたふくモチーフのシール


節分といえば鬼ですが、同時におたふくのデザインを目にすることも多いのではないでしょうか。おたふく=お多福は「鬼は外、福は内!」の福に由来し、より多くの福を呼び込むという意味が込められています。

優しい表情のおたふくのイラストが入った『節分シール オタフク』は、節分の福を呼ぶおめでたい雰囲気のシールとなっております。写真で使用した白柄三方袋は、背面が白色のシンプルな袋ですので、中に入れた商品とシールを引き立てることができます。

・白柄三方袋はこちら

◆和の温かみを感じさせる節分豆シール◆


筆で描かれた鬼が味わいのある雰囲気の『節分豆シール 鬼柄 50×50mm 【節分】』は、滑らかな手触りの『カマスGR レーヨンタイプ 130×160mm 脱酸素剤対応』と合わせることで、高級感を演出することができます。
節分豆や和菓子にご利用ください。

・カマスGR レーヨンタイプ 130×160mm 脱酸素剤対応はこちらからお問い合わせください。

金ホイル紙が目を惹くPOPなシール


金ホイル紙に可愛いイラストが入った『節分シール 鬼は外福は内』は和洋問わず使用でき、カラフルな袋との相性もバツグンです。日和合掌袋の山吹と墨は、鬼のトラ柄を連想させ節分のパッケージとしておすすめです。

・日和合掌袋はこちら

特別感を演出できる帯紙


いつも使用しているパッケージが無地の場合は、帯紙を使って節分商品を作るのもおすすめです。「既製品の節分用のパッケージでは商品とサイズが合わない」ということもあると思います。帯紙であれば、パッケージの幅をさほど気にせず使えるので、袋や枡などさまざまな商品に対応することができます。

また、帯紙をつける位置で華やかさも変わってきます。下の方に帯紙を巻けば、さりげないながらもしっかりとアピールできるだけでなく、上部スペースには商品のロゴシールを貼るなどすることができます。


可愛い鬼面を着けて、楽しく豆まき!

「鬼のお面が怖くて子供が泣いてしまう」というお客様の声を聞き、オリジナルパッケージ.comでは、クレヨンタッチの紙製の鬼面をご用意しました。可愛い顔の鬼のお面でしたら、小さなお子様も楽しく鬼退治ができますね。(お面として使用する際は、耳部分の穴に輪ゴムを通してご着用ください。)

また節分掛紙は、1号サイズの枡に個包装の豆やお菓子を入れた際に中のお菓子がこぼれにくくなり、華やかなパッケージを演出してくれます。手軽に商品イメージを変えられるところが既製品パーツの良いところ。節分の包装資材としてぜひご活用ください。



節分を楽しむ仕掛けをパッケージから作る

近年の節分は騒音などの近所迷惑から恵方巻きの方が注目されがちですが、福を招き鬼を追い払う豆まきは、古くからある伝統行事です。しっかりと日本の文化を守っていくためにも、そのイベントの背景を知って楽しんでいけたらいいですね。

オリジナルパッケージ.comではお菓子や食品の可能性を広げるため、さまざまなパッケージを取り揃えております。季節に合わせた商品を作りたいけどパッケージがない、新しく作る予算がないなど、課題があると思います。短期決戦の季節商品だからこそ、季節品パッケージを使って、低予算・短納期で商品を魅力的に見せるオリジナルパッケージをお作りください。

既製品以外でも、オリジナルの季節パーツやパッケージのご相談もお待ちしております。お気軽にお問い合わせください。

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